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産科
婦人科
午前診 09:00〜11:30
午後診 14:00〜15:30
夜診 17:00〜19:00
小児科 13:30〜15:30

夜診・土曜日の午後診は婦人科のみ(※)となります。
(※)妊娠16周未満の方も対象

無痛分娩

穏やかに自分らしく赤ちゃんを迎える

妊娠されて、赤ちゃんへの愛しい気持ちを育んでいく一方で、お産の痛みに耐えられるのか?と不安になられる方も多いと思います。

そんな不安を少しでも和らげるため、浜田病院では無痛分娩を導入し、妊婦さんが安心して出産をむかえられるようサポートしています。

無痛分娩とは

麻酔を使用して痛みを和らげながら出産する方法のことです。

当院の無痛分娩の特徴

  • 事前に日程を決めて計画出産(誘発分娩)を日中に行います。
  • 麻酔に関する処置は産科医師が行います。

当院で無痛分娩が可能な方

  • 経産婦の方
  • 妊娠前のBMIが25未満の方
  • 妊娠29週までに一度医師の診療を受けられたうえでご予約できた方

麻酔方法

  • 当院では硬膜外麻酔という麻酔⽅法を⽤いた無痛分娩を行います。
  • 麻酔の効果が現れる範囲はおなか・腰から足に限られます。
  • 全身麻酔ではありませんので、はっきりと目が覚めた状態で出産することが可能です。
  • 使用する麻酔薬の量は非常に少なく、薬剤が赤ちゃんに直接影響を与える心配はほとんどありません。
  • 無痛分娩は出産の痛みを軽減しますが、痛みが完全になくなるわけではありません。
    (和痛出産という表現が実情に近い表現です)

硬膜外麻酔とは

背⾻の中にある脊髄(背中の中を通る太い神経)を囲う硬膜の外側 (硬膜外腔)に、細いチューブを留置します。チューブはテープで背中に固定します。

 チューブから麻酔薬を投与し痛みを和らげます。処置中は横になり、背中を丸めた姿勢をとってもらいます。 この姿勢がしっかりとれると、処置が行いやすくなります。針を刺す前に背中を消毒し、細い針で局所麻酔を⾏います。麻酔のチューブを入れる処 置を行っている最中は危険ですので動かないようにしてください。

また、足や腰に痺れるような痛みがある場合はすぐにスタッフまでお声がけください。

分娩への影響

メリット
  • お産の痛みが軽減できます
  • お産の間に行う内診や導尿、会陰切開などの処置による痛みも和らぎます
  • 痛みへの恐怖や緊張がとれることでお産がスムーズに進むことがあります
  • 無駄な力が入らないため、体力の消耗を防ぐことができ、産後の回復が早いと言われています
デメリット
  • 麻酔の副作用として感覚低下・筋力低下がある程度出てきます。これにより、お産の進みが遅くなり、陣痛促進剤や吸引分娩・クリステレル圧出法などの産科的な医療介入が必要になる頻度が高くなると言われています
  • まれではありますが以下の様な重症の麻酔合併症を起こす可能性があります
    高度血圧低下/局所麻酔薬中毒/全脊髄くも膜下麻酔/アレルギー性ショック/神経損傷
  • 合併症の予防・早期発見のために、モニター装着・導尿・点滴などの処置、絶食・ベッド上安静などの行動制限があります
  • 通常の出産費用に加え、別途費用がかかります

費用

無痛分娩にかかる費用については、入院費用のページをご覧ください。

予約方法

無痛分娩のご予約は妊娠29週までに一度ご来院いただき医師の診察を受けていただいてからとなります。

出産予定の確定日後お早めにお電話にて事前(診察)のご予約をお願いいたします。

無痛分娩のご予約をお取りいただける枠は土日・祝日を除いて毎週 月・火・木・金に1枠(1名)ずつとなります。

他院を受診中であっても出産予定が確定されましたらお早めに一度当院にて診察を受けていただけますとご希望のお日にちでの予約が取りやすくなっております。

受診の際のお願い

  • 不織布マスクの着用をお願いいたします。
  • 他院を受診されている方は、必ず「紹介状」をお持ち下さいます様、お願いいたします。

無痛分娩空き情報

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空きあり

空きなし

  • 既にご希望日の枠が埋まっている場合でもキャンセルによりご予約をお取りできる場合がございます。

無痛分娩関係学会団体連絡協議会 JALA登録情報はこちら

無痛分娩のQ&A

過去に何人ぐらいの方が無痛分娩をしていますか?

2024年7月末までで、67人の方が無痛分娩を行っております。

無痛分娩が始まる前にお産になってしまう事に対する不安があります

入院した日の子宮口の状態や陣痛の状況によっては、分娩に至る方もいます。また、入院までに陣痛が来たり、破水によって分娩に至ることもあります。無痛分娩が成功するように、お腹に負担をかけずゆっくり過ごしましょう。

無痛分娩をすると、いつ頃産まれますか?

無痛分娩当日の昼から夕方にご出産される方がほとんどです。

立ち合いの家族はいつ来たらいいですか?

基本的には硬膜外麻酔が入り、点滴が開始された後から立ち合いを開始していただけます。

無痛分娩中の痛みの程度はどれくらいですか?

痛みの感じ方にはそれぞれ個人差があります。痛みが出てきたとき、強くなった時には麻酔の量を増やしてできるだけ痛みを感じないように調整しています。 実際に無痛分娩をされた方に、分娩中の痛みがどれぐらいにあたるかアンケートをおこなったところ、自然分娩の痛みのレベルを10としたとき、いちばん多い痛みのレベルは「2~3」でした。

麻酔は誰が担当しますか?麻酔科医はいますか?

当院に麻酔科医は在籍しておりません。麻酔に関する一連の処置は、産婦人科医が行います。